国民的アイドルグループ「嵐」。
2020年末の活動休止から数年が経ちましたが、ファンの熱量は冷めるどころか、2026年春に開催が予定されているラストツアー「ARASHI LIVE TOUR 2026 ‘We are ARASHI’」に向けて、かつてないほどの盛り上がりを見せています。
特に北海道・札幌は、5大ドームツアーの北の拠点として、今回のラストライブの初日公演がある場所です。
「活動再開の前に、5人が歩いた景色をこの目で見ておきたい」
「2026年のツアー遠征に向けて、今のうちに聖地を予習・復習しておきたい」
そんな熱い想いを持つあなたへ。この記事では、札幌市内と富良野・美瑛エリアにある「嵐の聖地」を徹底的に解説します。
定番の観光地から、メンバーが愛したグルメ、知る人ぞ知るニッチなスポット、そしてファンの間で語り継がれる「伝説のエピソード」まで紹介！
このガイドを片手に、嵐の軌跡を辿る最高の旅に出かけましょう。
嵐の聖地巡礼【札幌エリア】コンサートの熱狂とメンバーの足跡を辿る
札幌エリアは、ライブ会場であるドームを中心に、メンバーが訪れた飲食店や観光スポットが集中しています。
まずは札幌中心部からドーム周辺の「絶対外せない」聖地をご紹介します。
大和ハウス プレミストドーム（旧：札幌ドーム）& 展望台
嵐とファンにとって「実家」のような安心感と熱気を感じられる場所、それが大和ハウス プレミストドーム（旧：札幌ドーム）です。
嵐はここで全13回もの公演を行い、日本最北のドームとして数え切れないほどのドラマを生み出してきました。
語り継がれる札幌ドームの伝説
ここには、ファンなら涙なしでは語れないエピソードがあります。
・5×10ツアーでの松本潤さんの「拗ね」事件
2009年のツアー中、曲紹介を噛んでしまい、会場の笑いに少し拗ねたような素振りを見せた松本さん。
それを櫻井さんや二宮さんが優しく、楽しげにフォローする姿は、嵐の仲の良さを象徴するシーンとして語り継がれています。
・機材トラブルと5人の絆
ある年の公演でシステムトラブルが発生し、演出がストップしかけた際、5人がアイコンタクトだけで一斉に花道へ走り出し、パフォーマンスで場を繋いだという逸話もあります。
プロフェッショナルな姿勢と阿吽の呼吸は、まさに「嵐」そのものでした。
展望台から見る「あの景色」
ドーム内にある展望台は、イベントがない日でも入場可能です（要確認）。
ここには過去、嵐のサイン色紙や記念プレートが展示されていたこともあります。
展望台からドームのアリーナを見下ろし、ライブの思い出に浸りましょう！
さっぽろ羊ヶ丘 展望台（クラーク博士像・ソフトクリーム）
「少年よ、大志を抱け」で有名なクラーク博士像がある**さっぽろ羊ヶ丘展望台**。
ここは2019年のライブ直前に公式SNSに写真がアップされ、一躍聖地となりました。
大野くんと「忍びの国」
リーダー・大野智さんは、映画『忍びの国』の舞台挨拶キャンペーンでもここを訪れています。
クラーク像と同じポーズで写真を撮ったり、「ラベンダーソフト」にメロンを乗せた贅沢なスイーツを食べたりと、北海道を満喫する姿が話題になりました。
おすすめの撮影アングル: クラーク像の足元には「彼らが立った場所」があります。
同じ場所に立ち、同じ角度で右手を掲げて「嵐ポーズ」で記念撮影をするのが、ここでの正解です。背景に広がる札幌の街並みも絶景です。
| 住所 | 札幌市豊平区羊ケ丘1番地 |
| 営業時間 | 10:30～18:309:00～17:00 (10-5月) 9:00～18:00 (6-9月)10:30～18:30 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 駐車場 | 有(無料 100台) |
| アクセス方法 | 福住駅よりバス「羊ヶ丘展望台行」約10分 |
ジンギスカンRam（ラム）【メンバー来店・要予約】
食の聖地として外せないのが、札幌すすきのにある「ジンギスカンRam」です。
ここは過去に嵐のメンバー全員で訪れたことがあるという、ファンにとっての「聖地中の聖地」。
店内には多くの著名人のサインに混じって、当時のエピソードを聞けるチャンスがあるかもしれません（お店の迷惑にならない範囲で！）。
極上のアイスランド産ラム
ここの特徴は、なんといってもお肉の質。
メンバーも絶賛したといわれるアイスランド産ラムは、臭みが全くなく、驚くほど柔らかいのが特徴です。「羊肉は苦手だったけど、ここのは食べられた！」というファンも続出しています。
| 住所 | 札幌市中央区南7条西4 菅原ビル1F |
| 営業時間 | 17:00～23:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場 | なし |
| アクセス方法 | 地下鉄「すすきの駅」徒歩5分 市電「東本願寺前」徒歩3分 |
Patisserie Bliss Bliss(パティスリー ブリス ブリス)
引用：Patisserie Bliss Bliss公式サイト
嵐といえば「スイーツ部」。楽屋でスイーツを楽しむ彼らの姿に癒やされたファンは多いはずです。
そのスイーツ部が愛したとされるのが、「Patisserie Bliss Bliss（パティスリー ブリス ブリス）」のケーキです。
特に話題になったのは、濃厚な味わいのモンブランやショートケーキ！
2018年〜2019年のツアー中に差し入れられたと言われています。
ショーケースに並ぶ美しいケーキたちは、見ているだけで幸せな気分になれます。「推しが食べた味」をテイクアウトして、ホテルでの「本人不在の誕生日会」や「鑑賞会」のお供にするのが最高のアラシゴトです。
| 住所 | 札幌市南区川沿2条5丁目1-47 |
| 営業時間 | 10:30～18:30 |
| 定休日 | 木曜定休 |
| 駐車場 | 有(6台) |
| アクセス方法 | 地下鉄「真駒内駅」よりバス「川沿1条5丁目」下車徒歩2分 |
天ぷら 嵐（店名に込められた愛）
少しニッチな聖地としてご紹介したいのが、札幌市豊平区にある「天ぷら 嵐」です。
一見、偶然の一致に見える店名ですが、実は店主の娘さんが大の嵐ファンで、「嵐、いいんじゃない？」と命名されたという由来があります。
店の雰囲気: カウンター席中心のアットホームなお店で、店主が目の前で揚げてくれる天ぷらは絶品。サクサクの衣と新鮮な北海道の素材の相性は抜群です。
ファンの交流: 全国から「店名に惹かれて」訪れるファンも多く、ファン同士の交流ノートが置かれていたことも。お腹も心も満たされる、温かい聖地です。
| 住所 | 札幌市豊平区西岡3条9-1-15 |
| 営業時間 | 11:00～15:00, 17:00～21:00 |
| 定休日 | 火・水定休 |
| 駐車場 | 有(3台) |
| アクセス方法 | 地下鉄「澄川駅」よりタクシー約5-10分 (徒歩だと約25分) |
【閉館・伝説】イトーヨーカドー福住店（嵐ファンの聖地）
札幌ドームの最寄駅・福住駅に隣接していた「イトーヨーカドー福住店」。
残念ながら2024年に閉店してしまいましたが、ここは長年「嵐ファンの聖地」として愛されてきました。
現在はロピア福住店となってます。
ライブ開催日には、店の壁面が嵐の巨大広告で埋め尽くされ、店内BGMは嵐メドレー、店員さんもこの日のために法被を着て盛り上げるという、愛に溢れた店舗でした。
「ようこそ札幌へ！」「おかえりなさい！」という手書きのメッセージに涙したファンも多いでしょう。
建物は変わるかもしれませんが、あの場所には間違いなく「嵐とファンの絆」が存在しました。
嵐の聖地巡礼【富良野・美瑛エリア】JAL CMロケ地と絶景ドライブ
札幌から車で約2時間〜2時間半。少し足を伸ばしてでも行きたいのが、富良野・美瑛エリアです
2013年に放送されたJALのCM「ニッポンをみつけよう」で、嵐の5人が訪れたあの美しい景色がここにあります。
JAL CM「ニッポンをみつけよう」の「嵐の木（五本の木）」
CM内で5人が並んで歩いた、丘の上に立つ5本の木。通称「嵐の木（五本の松）」と呼ばれるこのスポットは、上富良野町と美瑛町の境界付近にあります。
広大な北海道の空と大地、その中にポツンと立つ5本の木は、まるで嵐の5人が肩を並べて未来を見つめているかのような佇まいです。
場所の詳細: 具体的な住所は公開されていませんが、美瑛駅と上富良野駅の中間あたり、「パノラマロード江花」などの近くに位置する私有地（畑）の中に立っています。
ここは観光地ではなく、農家の方の大切な私有地（畑）です。
以前、観光客が畑に入り込んでしまうトラブルがありました。敷地内への立ち入りは厳禁です。
道路から眺めるか、遠くから写真を撮るだけに留めましょう。
5人が並んでいる姿を想像しながら、静かに景色を楽しむのが正しい聖地巡礼です。
| 住所 | 北海道空知郡上富良野町西13線北(パノラマロード江花近く) |
| 入園料 | 見学自由 |
| 駐車場 | 無(※農道への駐車厳禁) |
| アクセス方法 | JR美瑛駅より車で約20分<br>旭川空港より車で約40分 |
旭川空港（JAL嵐ジェットの思い出・富良野へのアクセス）
富良野・美瑛エリアへのアクセス拠点となる「旭川空港」。
JALのCM放送当時や「嵐ジェット」が就航していた時期には、空港内に嵐のポスターやディスプレイが飾られ、多くのファンが記念撮影を行いました。
現在は当時の装飾はありませんが、ここから富良野へ向かうレンタカーの旅は、まさにCMの世界観そのもの。
札幌（新千歳空港）から富良野へは距離があるため、富良野聖地巡礼をメインにする場合は旭川空港を利用するのがスマートです。
【保存版】1泊2日 嵐聖地巡礼モデルコース
「効率よく回りたい！」という方のために、札幌と富良野を満喫する最強のモデルコースを作成しました。
Day 1: 札幌ドーム周辺とグルメ満喫コース
・10:00 新千歳空港着: 北海道の玄関口へ到着。
・12:00 札幌市内へ移動 & ランチ: 「天ぷら 嵐」で揚げたての天ぷらランチ。店名ロゴと一緒に記念撮影。
・14:00 さっぽろ羊ヶ丘展望台: クラーク像前で「大野くんポーズ」で撮影。ラベンダーソフトを実食。
・15:30 札幌ドーム（プレミストドーム）: ドーム周辺を散策＆展望台へ。5大ドームツアーの思い出に浸る。
・17:00「ブリスブリス」へ: ホテルで食べる夜食用のケーキをテイクアウト。
・19:00 ジンギスカンRam: 予約必須のディナー！メンバーが食べたのと同じラム肉に舌鼓。
・夜: ホテルでケーキを食べながら嵐のライブDVD鑑賞会。
Day 2: JAL CMの世界へ！富良野・美瑛ドライブコース
・09:00 札幌出発: レンタカーで富良野方面へ（約2時間）。BGMはもちろん嵐のアルバム曲で。
・11:30 富良野・美瑛エリア到着: パッチワークの路や青い池などの絶景スポットを経由。
・13:00 「嵐の木」巡礼: 5本の木を遠くから眺め、CMの雰囲気を肌で感じる。
・15:00 旭川空港へ: 空港でお土産を購入し、帰路へ。
2026年ラストツアーに向けた心構え
2026年春、「ARASHI LIVE TOUR 2026 ‘We are ARASHI’」の開催が発表されています。
2026年3月13日（金）〜3月15日（日）の3日間です。
これが活動休止前の「見納め」ではなく、あくまで「区切り」となるのかもしれませんが、チケット争奪戦、そして札幌のホテル・航空券争奪戦は過去最高レベルになることが予想されます。
早めの予約: 日程が発表された瞬間、札幌中のホテルが埋まります。今のうちからキャンセル規定を確認しつつ、仮押さえの準備をしておくことが重要です。
聖地予約: ジンギスカンRamなどの飲食店も、ツアー期間中は予約が殺到します。来店日の数ヶ月前（予約開始日）に電話をする覚悟が必要です。
嵐ファンの口コミ・巡礼トレンド
最後に、SNSやファンのブログなどで見られるリアルな声をご紹介します。
「活動休止中でも聖地は熱い」ファンの声
> 「休止中だからこそ、5人が歩いた場所を巡ってパワーをもらいたい！」
> 「札幌ドームを見ると、あのオープニングの歓声を思い出して泣きそうになる。2026年に絶対またここで会いたい」
活動休止により新たな供給は減っていますが、だからこそ「過去の足跡」を大切にする動きが強まっています。
特にデビュー記念日（11月3日）やメンバーの誕生日に合わせて渡道するファンも少なくありません。
札幌ドーム周辺の「嵐愛」は今も健在？
イトーヨーカドー福住店は閉店しましたが、周辺の飲食店やホテルでは、嵐のツアー日程に合わせて「歓迎ムード」を作ってくれていた温かい記憶が残っています。
「札幌の街全体が嵐を歓迎してくれていた、あの雰囲気が大好き」「タクシーの運転手さんが『嵐ファンならここ行った？』って優しく教えてくれた」という温かいエピソードも多数。
札幌は、嵐ファンにとって間違いなく「ホーム」なのです。
嵐の聖地巡礼に関するよくある質問（FAQ）
- QQ1: 札幌ドームから羊ヶ丘展望台へはどうやって行く？
- A
どちらも福住駅エリアに位置していますが、歩くと少し距離があります。福住駅バスターミナルから「羊ヶ丘展望台行き」のバスが出ていますので、それを利用するのが最も便利です（所要時間約10分）。タクシーならワンメーター程度です。
- QジンギスカンRamは予約なしでも入れる？
- A
かなり厳しいです。席数が少なく（カウンターのみ）、地元客にも観光客にも超人気のお店です。予約なしで行くと数時間待つことになるか、入店を断られる可能性が高いです。旅行日程が決まったら、すぐに電話予約することをおすすめします。
- Q富良野の「嵐の木」は冬でも見られる？
- A
見ることは可能ですが、冬の富良野・美瑛は豪雪地帯です。道路状況が悪く、真っ白な雪原に木が同化して見えにくい場合もあります。また、吹きさらしの場所にあるため防寒対策は必須です。一般的には緑が美しい初夏〜秋がベストシーズンですが、雪景色の中に立つ5本の木も幻想的で人気があります。
- Q聖地巡礼のマナーで気をつけることは？
- A
最も大切なのは「一般の方への配慮」です。店内での大声での会話、長時間の居座り、許可のない場所での撮影（特に他のお客さんが写り込む撮影）、私有地への立ち入りは厳禁です。「嵐ファンはマナーが良いから、また来てほしい」とお店の方に言っていただけるよう、感謝と敬意を持って巡礼しましょう。
まとめ：嵐の軌跡を辿り、2026年の再会へ
札幌・富良野エリアには、嵐の5人が残した温かい足跡が数多く残されています。
コンサートの思い出が詰まったドーム、メンバーが笑顔で食事をしたお店、そして5本の木。
それぞれの場所に、彼らとファンの「物語」があります。
2026年のラストツアーまでの期間、これらの聖地を巡ることは、きっと嵐への愛を再確認し、再会へのボルテージを高める最高の準備になるはずです。
マナーを守って、嵐が愛した北海道の景色と味を存分に楽しんでください。
嵐とファンの絆が、これからもずっと続きますように！
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