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ミハイル・シャイドロフのコーチや父親を徹底調査!羽生結弦との関係も!

ミハイル・シャイドロフのアイキャッチ画像 ニュース・トレンド

今回は2025年3月に行われた世界フィギュアスケート選手権の銀メダリスト。

カザフスタン代表、ミハイル・シャイドロフ選手についてお話しします。

アマ子
アマ子

彼は今、フィギュアスケート界で最も注目されている若手選手の一人なんです。

実は彼のフィギアスケートを始めたキッカケはなんと、あの羽生結弦選手!

「え?どういうこと?」と思った方のために、羽生結弦選手についてや、彼に影響を与えたコーチや父親についてまで今回は紹介していきたいと思います。

では、シャイドロフ選手の魅力に迫っていきましょう!

ミハイル・シャイドロフの経歴

シャイドロフ選手は、2004年6月25日にカザフスタンのアルマトイで誕生しました。

幼少期からスケートに親しみ、長年にわたり氷上での技術を磨いてきました。

彼の才能が世界に認められたのは、2022年の世界ジュニア選手権での銀メダル獲得でした。

その後、シニアに昇格してからも着実に実力を伸ばし、2025年の四大陸選手権では栄えある優勝を果たしました。

シャイドロフ選手の特筆すべき点は、革新的なジャンプ技術です。

2024年のフランスグランプリでは、前例のない3回転アクセルから4回転トウループへのコンビネーションジャンプを成功させました。

さらに、2025年の四大陸選手権では、3回転アクセルから1回転オイラーを経て4回転サルコウへとつなげる、より高難度のコンビネーションも決めています。

最初のコーチは父親!

彼のスケート人生は、父親であり最初のコーチでもあるスタニスラフ・シャイドロフ氏の影響が大きいと言われています。

スタニスラフ氏自身もフィギュアスケートの経験者で、カザフスタンの国内選手権で6度の優勝を果たした実績を持ちます。

​彼は、エフゲニー・プルシェンコやアレクセイ・ヤグディンといった名選手たちと同じ時代に活躍し、ヨーロッパや南米でのショーにも参加していました。​

しかし、当時の政治的な状況により、大きな国際大会への出場機会には恵まれませんでした。​

ミハイル選手がスケートを始めたのは6歳のとき。​父親の指導のもと、基本的な技術を学び始めました。

当初はスケートに対する興味が薄かったものの、他のスケーターの演技を見ることは好きだったそうです。

その後、12歳のときに羽生結弦選手の活躍に感銘を受け、本格的にフィギュアスケートに取り組む決意を固めました。​

(詳しくは下記の「キッカケは羽生結弦。ジャンプは宇野昌磨。日本選手が与えた影響」で)

2017年、父子はロシアのヨシュカル・オラで開催されたアレクセイ・ウルマノフ氏のトレーニングキャンプに参加。

​このキャンプでミハイル選手は初めてダブルアクセルを成功させ、以降の成長のきっかけとなりました。

​しかし、カザフスタン国内の練習環境が限られていたため、さらなる技術向上を目指して2018年にソチへ移り、ウルマノフ氏のもとで本格的なトレーニングを開始しました。​

父スタニスラフ氏の影響と支えは、ミハイル選手のキャリアにおいて非常に大きなものです。

​父親から受け継いだ情熱と指導のもと、ミハイル選手はカザフスタンのフィギュアスケート界を牽引する存在へと成長を遂げています。

ミハイル・シャイドロフの現コーチは元金メダリスト!

父スタニスラフ氏のあとにコーチになったアレクセイ・ウルマノフ氏はどんな人なのでしょうか?

ウルマノフ氏はロシアの元フィギアスケートの選手でした。

数々の功績を残したウルマノフ氏。

その中でも特に輝かしい功績といえば、1994年リレハンメル五輪の金メダルを獲得したことでしょう。

ウルマノフ氏は、技術的に非常に安定したスケーターで、特にトリプルアクセルや四回転ジャンプの習得が早かった選手の一人でした。

また、演技の美しさと表現力にも優れ、当時の「フィギュアスケートの理想的なスタイル」と称されることもありました。

現在ウルマノフ氏はシャイドロフ選手をはじめ、多くの選手の育成に励んでいます。

アマ子
アマ子

そんなコーチの指導の下だからこそ、シャイドロフ選手も優勝できたのですね!

ウルマノフ氏の指導の下、シャイドロフ選手は着実に成長を遂げてきました。

コーチと選手の信頼関係が、彼の成功の大きな要因の一つだと言えるでしょう。

練習拠点は主にカザフスタンのアルマトイですが、ロシアのソチでも練習を行っているようです。

国際的な環境で練習することで、さまざまなスケーターから刺激を受け、技術を磨いているのかもしれませんね。

ミハイル・シャイドロフがパンダに!?お茶目な演出

シャイドロフ選手の魅力は、高度な技術だけではありません。

彼のユーモアセンスとお茶目な一面も、ファンを魅了しているんです。

特に有名なのが、「パンダ」を使った演出です。

シャイドロフ選手は、試合の後のキスアンドクライでパンダのぬいぐるみを抱えて登場することがあります。

これは、彼のトレードマークとも言える演出になっています。

他にも驚きの演出があったのは、2025年2月23日、韓国・ソウルで開催されたフィギュアスケートの四大陸選手権はエキシビションでのことです。

なんとシャイドロフ選手はパンダの着ぐるみを着て登場しました!

エキシビション・ナンバーは、人気アニメ映画「カンフー・パンダ」。

着ぐるみを着て滑るという演出だけでもすごいことなのですが、さらに驚かされたのは演技の後半でした。

着ぐるみを着た状態で3回転トウループを見事に決めたのです!

アマ子
アマ子

これにはかなり驚かされましたね!

これには会場も大盛り上がり。

パンダを使った演出の由来については、はっきりとした情報はありませんが、ファンの間では「シャイドロフ選手の愛らしさとユーモアを表現している」という解釈が広まっています。

この演出は、彼の親しみやすさと、試合の緊張感を和らげる効果があるのかもしれません。

また、2024年8月に開催された「THE ICE 2024」というアイスショーでは、他の若手選手たちと一緒に「真夏の氷上7番勝負」という企画に参加しました。

スケート以外のゲームに挑戦する姿が、観客を大いに楽しませたそうです。

こうしたオンアイスとオフアイスでのギャップも、シャイドロフ選手の魅力の一つと言えるでしょう。

真剣勝負の場では鋭い集中力を見せる一方で、ショーや練習では柔らかな表情を見せる。

そのバランス感覚が、多くのファンを惹きつけているんです。

キッカケは羽生結弦、ジャンプは宇野昌磨。日本選手が与えた影響

実はシャイドロフ選手は、羽生結弦選手と宇野昌磨選手という日本の二大スケーターから、大きな影響を受けています。

キッカケは羽生結弦。彼との出会いとは

「もし羽生選手がいなかったら、僕はフィギュアスケートを続けられなかったかもしれない」

そう語るほど、シャイドロフ選手にとって羽生結弦選手の存在は絶大なものでした。

もともと体操をしていた彼がスケートに魅了されたのは、地元のショッピングセンターで見たスケーターたちの華やかな演技がきっかけ。そこから6歳で本格的にスケートを始めたものの、その道は決して平坦ではありませんでした。

そんな彼の心を掴んで離さなかったのが、“絶対王者”羽生結弦選手の存在です。

2015-2016シーズン、羽生選手が次々と世界記録を更新する姿を映像で何時間も観察し続けたシャイドロフ選手。その驚異的な技術力、音楽との一体感、そして観る者の心を震わせる芸術性に、深く感銘を受けたといいます。

「まるで表情で生命そのものを表現しているようだった」と語る彼にとって、羽生選手はただの憧れではなく、自らのスケート人生を導く“道しるべ”のような存在になったのです。

そして2021年の世界選手権で、ついにその憧れの人と対面する瞬間が訪れます。

怪我や体調不良に苦しみながら迎えた、自身にとって初めての世界選手権。

ロッカールームで、なんと隣に羽生選手が座っていたといいます。あまりの緊張と感動で、ただ見つめることしかできなかったと振り返ります。

アマ子
アマ子

いつかお二人の対談が実現したら、ぜひ見てみたいですね!

それほどまでに、シャイドロフ選手にとって羽生選手は、彼のスケート人生を語る上で欠かせない存在なのです。

スケーティングは宇野昌磨を参考に

さらに、シャイドロフ選手に影響を与えたもう一人の日本人選手がいます。

それが、宇野昌磨選手です。

シャイドロフ選手の代名詞とも言えるのが、革新的なジャンプ構成。

中でも、複数の4回転ジャンプを組み合わせたコンビネーションジャンプは、まさに彼の真骨頂。

このジャンプスタイルは、宇野選手の影響を強く受けていると言われています。

宇野選手といえば、種類豊富な4回転ジャンプを駆使し、高難度のコンビネーションを次々に成功させることで知られています。

シャイドロフ選手も、4回転トウループ、4回転サルコウ、さらには4回転ループにも挑戦しており、まさに“宇野スタイル”を体現している一人。

また、3回転アクセルと4回転ジャンプを組み合わせた超高難度のコンビネーションジャンプにも果敢に挑戦中です。

先ほども触れましたが、2024年のフランスグランプリでは「3回転アクセル+4回転トウループ」のコンビネーションに挑戦。

さらに2025年の四大陸選手権では、「3回転アクセル+1回転オイラー+4回転サルコウ」という3連続ジャンプを成功させるなど、その挑戦心を強く印象づけました。

アマ子
アマ子

こうして高難度ジャンプに挑み続ける姿勢、まさに宇野選手と通じるものがありますよね!

実際にシャイドロフ選手自身も、宇野選手のスケーティングを参考にしていると語ったことがあるそうです。

ただし、彼のジャンプにはオリジナリティもしっかり存在します。

ジャンプの高さと飛距離のバランスが非常に良く、着氷の安定感も抜群。それは、持ち前の身体能力と日々の努力のたまものです。

まとめ

いかがでしたか?ミハイル・シャイドロフ選手について、少し詳しくなれたでしょうか。

彼は若くして世界の舞台で活躍し、常に新しい挑戦を続けています。

高度な技術と独自の表現力、そしてお茶目な一面も持ち合わせた、まさに次世代のスター選手と言えるでしょう。

2025年の世界選手権では、どんな演技を見せてくれるのか、今からとても楽しみですね。

シャイドロフ選手の成長と挑戦は、フィギュアスケート界全体を盛り上げる原動力になっているのです。

これからも彼の活躍から目が離せません。みなさんも、ぜひシャイドロフ選手の演技に注目してみてくださいね!

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