私たちをいつも彩ってくれるMrs. GREEN APPLEの音楽は、日々の生活に欠かせないもの。

メンバーが込めたメッセージや世界観を「もっと深く感じてみたい」と願うのは、私たちファン共通の想いですよね。
ただ、中には「ロケ地にはどうやって行けばいいの?」と聖地巡礼に不安を感じる方もいるのでは?
そんな方のために『ライラック』など人気曲のMVロケ地について、曲別に詳しくご紹介します。
この記事を読めば、まるでメンバーと一緒に旅をしているかのような、最高の聖地巡礼の計画を立てられますよ!
『ライラック』── 青春の匂いが残る教室と海辺の景色
聴くだけで胸がキュッとなる、誰もが経験した青春の光と影を美しく描いた『ライラック』。
MVの象徴的なシーンが撮影されたのは、千葉県にある「佐倉南高校」の屋上と校舎です。

特にメンバーが佇む屋上は、希望に満ちた青空とどこか切ない心情が混ざり合って、青春の空気が漂う特別な場所!
さらに、歌詞の持つ爽やかさと深くリンクするのは「鳥居崎海浜公園」の海辺のロケーション。
心地よい潮風を感じながら、楽曲への想いをさらに深められますよ。
この2つの聖地を巡れば、『ライラック』の持つ世界観にどっぷりと浸れること間違いなしです!
- おすすめの撮影スポットは、MVでメンバーが立っていた屋上や校舎の外壁を、遠景で捉えられる位置。
- 太陽が傾き始める夕暮れ時を狙うと、MVのようなノスタルジーな光と影が表現できます。
『アボイドノート』── レトロでノスタルジックな遊び場
ちょっとクセになるメロディと、どこか懐かしい映像が魅力的な『アボイドノート』。
このユニークなMVの舞台となったのは、千葉にあるエンターテイメント施設「市川・大慶園」です。

クレーンゲームやレトロなアーケードゲームが立ち並ぶ、昭和レトロなゲームセンターがテーマになっていますよ。
アトラクションや景品が並ぶ、独特の空間がMVの持つノスタルジック感を深く印象づけ、曲の世界観を見事に完成させています。
遊び心満載の聖地として愛されており、ファンにとってはまさに最高のエンターテイメント空間。
MVに飛び込んだような感覚を堪能でき、誰もが主人公になった気分を味わえるでしょう。
- おすすめの撮影スポットは、MVに登場するゲーム機や派手なネオンサインの前。
- 写真の彩度を少し上げて、フィルムカメラのようなザラッとした質感に加工すると、MVの独特なノスタルジーが再現できます。
『どこかで日は昇る』── 横浜で見つける希望の光
タイトルの通り、力強い希望を感じさせるメッセージが詰まった『どこかで日は昇る』。
MVの舞台は、横浜市都筑区にある地域に愛される丘「川和富士公園」です。
富士山のような小さな丘が特徴で、頂上からの眺めは息をのむほどの美しさがあります。

特に、丘の上からの日の出の景色は、まさに曲が持つ「どこかで日は昇る」というメッセージそのもの・・・!
彼らがこの場所で感じたであろう、未来への力強さや温かさを全身で味わってみましょう。
日頃の疲れがリセットされ、日常に戻っても心の支えとなる特別な場所になりますよ!
- おすすめの撮影スポットは、丘の頂上や階段を登りきった場所。
- 巡礼は難しいかもしれませんが、MVのテーマに合わせて早朝の柔らかな光がベスト。
『Magic』── 海辺に広がる幻想的な世界
心地よいリズムと爽やかなサウンドが魅力の『Magic』。
その幻想的なMVの舞台となったのは、北海道・十勝にある「昆布刈石展望台(昆布刈石海岸)」です。
太平洋を一望できる断崖絶壁と、どこまでも広がる海岸線。

朝もやに包まれる景色は、まさに“魔法”という言葉がふさわしいロケーションなんですよ。
水平線と空が溶け合う光景や、海面に反射するきらめきは、曲の持つ幻想感を鮮やかに際立たせ、世界観を見事に映像化しています。
ファンにとっては特別な巡礼地として知られており、実際に訪れるとMVのワンシーンに入り込んだような感覚を味わえるはず。
- おすすめの撮影スポットは、展望台から見下ろす断崖と海岸線。
- 朝や夕方の柔らかい光の時間帯を狙って撮影すると、MVで描かれた幻想的な雰囲気をそのまま写真に収められます。彩度を少し上げて編集すると、“Magic”らしい不思議で夢幻的なトーンが再現できますよ。
『ロマンチシズム』── 非日常を感じるスタジオの街並み
ファンタジックでロマンチックな世界観に引き込まれる『ロマンチシズム』。
MVの幻想的な空気を作り出しているのが、目黒にある撮影スタジオ「スタジオ EASE(目黒 PARIS STREET)」です。

まるで本物のヨーロッパの街並みに迷い込んだかのような、異国情緒あふれる風景が広がっていますよ。
実際に歩けば、あなたもMVの世界の住人になったような気分を味わえるでしょう。
都心にありながら、一瞬で遠い異国へとトリップできる贅沢なロケ地です。
「スタジオ EASE(目黒 PARIS STREET)」は、11,000円~から利用できます。
- おすすめの撮影スポットは、石畳の細い道やレンガの壁、おしゃれな窓やドアの前。
- 通りの奥行きを活かすために、道の真ん中に立って広角で撮ると、幻想的な雰囲気を出せるでしょう。
『PRESENT』── アメリカンダイナーで描かれる青春
青春の瑞々しさと、未来への明るい希望を感じさせるMVが印象的な『PRESENT』。
ロケ地は、福生市に店を構える有名なアメリカンダイナー「デモデダイナー 福生店」です。
カラフルなネオンサインやポップな内装が目を引く、MVの持つ明るくハッピーな雰囲気そのもの。

まさに、アメリカ映画のような世界観が広がっていますよ!
彼らがこの場所で描いた青春の物語に思いを馳せながら、ボリュームたっぷりのハンバーガーを頬張るのも醍醐味でしょう。
心弾む空間でMVの主人公になりきって、忘れられない思い出を作れますよ!
- おすすめの撮影スポットは、店内のネオンサインや窓際の席、アメリカンなポスターの前。
- 店内のカラフルな光を背景に、顔のすぐ近くからアップで撮ると、MVの持つポップで賑やかな雰囲気が伝わります。
『How-to』── 空港で描かれる新しい旅立ち
「新しい旅立ち」という、力強いメッセージをストレートに歌い上げる『How-to』。
MVの撮影は、愛知県にある「中部国際空港(セントレア)」で行われました。

メンバーの情熱的なパフォーマンスと、背後に広がる滑走路の映像は未来へ飛び立つ勇気をもらえます!
「自分らしく」「笑顔で」「大丈夫」と前向きなメッセージが込められており、エネルギーチャージにもぴったりのこの曲。
空港という場所が持つ、旅立ちの期待感と高揚感を全身で感じられる、感動的なロケ地と言えるでしょう。
- おすすめの撮影スポットは、展望デッキの滑走路が見渡せる手すり付近。
- あえてモノクロで撮ることで、MVの持つ決意や力強さが際立ちます。
『Dear』── 遊園地と灯台のノスタルジー
愛と希望、そして人生の切なさを深く描いた、ノスタルジックな世界観が胸を打つ『Dear』。
MVの前半は、埼玉県にある「西武ゆうえんち」で撮影されました。

色とりどりの観覧車やアトラクションが、どこか懐かしい幻想的な世界を忠実に再現しています!
一方、後半の海辺の重要なシーンは、福島県の「塩屋埼灯台」周辺が舞台です。
灯台が持つ、遠くを見つめるような力強い存在感は、楽曲の切ないメッセージと深くリンクしています。
遊園地の高揚感と灯台の静かな孤独を対比して巡ることで、『Dear』の世界観をより立体的に感じられるでしょう。
- 「西武ゆうえんち」での撮影は、夜にライトアップされているアトラクションを背景にすると、幻想的な世界観を表現できます。
- 「塩屋埼灯台」周辺では、灯台全体が入るように少し引いて撮ると、寂しげな海の色や空の広さを強調されて◎。
『ダーリン』── 恋人たちの物語を彩る街角
一見するとシンプルなラブソングでありながら、現代人が抱える「自己肯定感の揺らぎ」や「孤独」を痛いほどリアルに描いている『ダーリン』。
MVのロケ地の1つは、静岡県の伊豆にあった「らんの里 堂ヶ島」です。

現在は閉園しているため、残念ながら施設内には入れません・・・。
しかし、かつて恋人たちに愛されたこの場所の周辺には、MVにも描かれたロマンチックな海辺の景色が広がっています。
周辺の景色を巡り、彼らが表現したかった「恋人たちの物語」に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか?
当時の美しい情景は、ファンの記憶の中で色褪せない特別な宝物となるでしょう。
- おすすめの撮影スポットは、「らんの里 堂ヶ島」周辺の海が見える静かな道や、物語を感じさせるヨーロッパ風の石畳。
- MVのようなノスタルジックでロマンチックなムードを演出するために、撮影時は曇りの日や夕暮れの柔らかな光を狙いましょう。
『夏の影』── 自然豊かな田舎の風景
ただのサマーソングではなく、誰もが経験する「時間の有限性」と「青春の終わり」を繊細に描く『夏の影』。
「大野市阪谷地区」や「福井県池田町」といった、自然の雄大さが広がるエリアで撮影されました。
▲3人がくつろいでいた古民家 箪瓢草堂(たんぴょうそうどう)
▲3人がアイスを食べている福鉄バス「下河原口」のバス停

彼らが自然の中で感じた、夏の終わりや切ない気配を体験できますよ。
広大な自然の中で、日々の喧騒を忘れて、時間がゆっくりと流れるような感覚に包まれてください。
歌詞にある「見えない速さで大人になってゆく」というメッセージを、風の音や田んぼの緑を通して深く感じられますよ!
美しい山や川の風景に癒される、心穏やかな聖地巡礼になるでしょう。
- おすすめの撮影スポットは、大野市阪谷地区「スターランドさかだに」や、福井県池田町「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ付近」。
- 少し黄色やオレンジの色味を強調するレタッチすると、MVにある懐かしい夏の日の熱気が再現されます。
まとめ
Mrs. GREEN APPLEのMVロケ地を巡る聖地巡礼は、彼らの音楽の世界観を立体的に感じられる最高の体験です。
曲への愛と理解が深まり、次に彼らの音楽を聴くときの感動は何倍にも膨れ上がるでしょう。
ロケ地巡りは、次のライブや新しい音楽を心待ちにするための最高の「予習」にもなりますよ!
ぜひ、この記事を参考に、あなただけのミセス聖地巡礼の旅を楽しんでくださいね。
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