札幌の夏を代表するイベントのひとつ「すすきの祭り」。
毎年8月の初旬に開催され、華やかな花魁道中や迫力ある神輿、太鼓演奏、そしてYOSAKOIなど、和の美しさと熱気が融合した三日間です。
2025年の今年も、例年に負けない賑わいが予想されます。
この記事では開催日程・予想スケジュール・注目イベントを中心に、詳細を丁寧に紹介していきます。
【すすきの祭り2025】開催日程と基本情報
「すすきの祭り2025」は、2025年8月7日(木)から8月9日(土)までの3日間開催予定です。
例年と同じく、札幌市中央区の「すすきの交差点」から南へ続くエリア(国道36号線付近)がメイン会場になります。
特設ステージや露店が並び、期間中は一部道路が歩行者天国になるため、アクセスにはご注意を。
基本情報まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
開催日 | 2025年8月7日(木)~8月9日(土) |
開催時間 | おおむね17:00~22:00頃 |
会場 | 札幌市中央区南4条〜南6条周辺(すすきの交差点付近) |
最寄駅 | 地下鉄南北線「すすきの駅」 |
主催 | すすきの観光協会 ほか |
備考 | 一部道路が交通規制対象(後述) |
【すすきの祭り2025】花魁道中などのイベントスケジュールを紹介
2025年のすすきの祭りでは、例年の演目に加えてライブパフォーマンスや氷彫刻大会なども展開されると予想されます。
以下は過去の実績と2024年の内容をもとにした予想タイムテーブルです。
※あくまで予想のため、公式発表後に詳細をご確認ください。
2025年のスケジュール
2025年8月7日(木)
時間 | イベント |
---|---|
18:00~ | 開会式 |
18:30~ | 寿獅子・お囃子披露 |
19:00~ | 札幌太鼓連合会による太鼓演奏 |
20:00~ | 花魁道中(初日のお披露目) |
2025年8月8日(金)
時間 | イベント |
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17:30~ | 木遣り・梯子乗り・纏(まとい)演舞 |
17:45~ | こんこん神輿・女衆神輿・山車(第4豊水祭典区)披露 |
18:00~ | さっぽろ名妓連の舞踊披露 |
20:00~ | YOSAKOIソーラン演舞 |
2025年8月9日(土)
時間 | イベント |
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18:00~ | 神輿 宮出・宮入 |
20:00~ | YOSAKOIソーラン踊り(フィナーレ演舞) |
21:30~ | すすきのナイトフィーバー |
22:10~ | 閉会式(ステージ前で実施) |
花魁道中について
すすきの祭りの目玉イベントといえば、何と言っても「花魁道中(おいらんどうちゅう)」です。
煌びやかな衣装をまとった花魁とその従者たちが、ゆったりとした歩調で夜の街を練り歩く様子は、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。
観客からは毎年、感嘆の声があがります。
実はこの花魁道中、一般公募も行われています。
いくつか条件がありますが、そちらを満たしていれば誰でも募集可能です。
第61回すすきの祭り「花魁道中」の募集は2025年6月20日まで!
興味がある方はぜひ募集してみてください。
≫第61回すすきの祭り「花魁道中」の募集の詳しい内容はコチラ
YOSAKOIソーラン踊り

「すすきの祭り2025」の2日目・3日目の夜に登場するのが、YOSAKOIソーラン踊りの特別演舞です。

札幌といえば6月に行われる「YOSAKOIソーラン祭り」が有名ですよね!
「YOSAKOIソーラン踊り」は、夜の歓楽街を背景に繰り広げられます。
提灯やライトアップされた街並みが、踊りの迫力と華やかさをさらに引き立てられるでしょう。
また地元チームのほか、全国から遠征するチームも登場することがあり、2日間で異なる演目が楽しめるのもポイントです。
札幌太鼓連合による演奏(連合太鼓)

初日の19時頃から行われる「札幌太鼓連合会」による演奏は、毎年観客の心を揺さぶる演目のひとつです。
大小さまざまな和太鼓が連打される連合太鼓は、低音の響きが腹に響くほどの迫力。
演奏者の熱気が伝わってきて、まさに夏祭りの開幕を告げるにふさわしい演出です。
中には地元の小学生チームも参加しており、世代を超えた「和の継承」が感じられます。
神輿の宮入(こんこん神輿)

引用:さっぽろ夏まつりの公式サイト
3日目に行われる「神輿の宮入(こんこんみこし)」は、すすきの祭りのクライマックスともいえる伝統行事です。
夕方18時頃から、地域ごとに担がれた神輿がすすきの交差点付近に集合。
全体で一斉に宮入するシーンは圧巻で、担ぎ手たちの掛け声と熱気が街を包み込みます。
担ぎ手は男性だけでなく、女性による「女衆神輿」もあり、地域の参加型イベントとしても人気です。
すすきのナイトフィーバー
最終日の21時半ごろからは、祭りの人気の名物イベント「すすきのナイトフィーバー」が開催されます。
このイベントは、地元企業や有志団体がDJブースやパフォーマンスを設けて開催する「アフターパーティー」のようなもので、音楽とダンスで祭りを締めくくるユニークな試みです。
コアなファンの間では「祭りはここからが本番」と語られることもあるとか。
出店について
すすきの祭りの楽しみの一つが、多彩な露店グルメ。
開催期間は2025年8月7日(木)~2025年8月9日(土)の17:00~23:00まで。
会場周辺には、祭りの期間中に数十軒の出店が並び、地元の味や縁日定番グルメを楽しむことができます。
定番グルメ&地元B級グルメが勢ぞろい!
2024年は約100店舗が出店しました!
焼きそば、たこ焼き、イカ焼き、フランクフルトなどの定番メニューはもちろん、札幌らしい「ザンギ(北海道風唐揚げ)」や、海鮮焼き系(ホタテ・つぶ貝など)の屋台も例年人気です。
また、クラフトビールや地元飲食店が出す限定メニューなど、大人も満足できる“すすきのらしい”グルメも多く、夜の雰囲気にぴったりです。
屋台はどこにある?
屋台は国道36号線沿いの歩行者天国エリア(南4条〜南6条)に密集して並びます。
また、一部ホテル前や交差点周辺にも臨時出店が出る場合があります。
18時〜22時の時間帯は非常に混雑するため、早めに回るか、ピークを避けた時間帯がオススメです。
交通規制について
すすきの祭り開催期間中は、会場周辺の道路で交通規制(車両通行止め)が実施されます。
例年の規制内容(2025年も同様と予想)

引用:すすきの観光協会の公式サイト
- 規制期間:2025年8月7日(木)~8月9日(土)の毎日16:30頃~22:30頃
- 規制対象エリア:国道36号(札幌駅前通~南6条通)、南4条通り~南6条通りの交差点周辺
通行止め・進入禁止に注意!
会場中心部では、車両の進入が全面禁止となり、周辺道路にも通行止めや進路変更が設定されます。
特にマイカー利用・送迎・タクシー乗り場の位置には注意が必要です。
また、地下鉄すすきの駅や大通駅からの徒歩移動がベスト。
祭り期間中は公共交通機関の利用が強く推奨されます。
家族連れ・観光客向けのアドバイス
すすきの祭りは、夜のイメージが強いイベントですが、家族連れや観光客でも十分楽しめます。
以下のポイントを押さえておくと、より快適に過ごせますよ。
1. 早めの時間帯に訪れるのが安心
小さなお子さん連れの場合は、17時〜19時頃の早めの時間帯にメインのイベントを見るのがおすすめです。
この時間帯なら、露店も多く空いていて、太鼓演奏やお囃子披露など音と動きのあるパフォーマンスも楽しめます。
また、日没前は人混みもそこまでではなく、子どもを連れての移動も比較的スムーズです。
2. トイレ・休憩場所は事前にチェック
会場周辺には仮設トイレが設置される場合もありますが、混雑していると使いにくいこともあります。
そのため、以下のような周辺施設のトイレを把握しておくのが安心です。
- 札幌地下街「ポールタウン」「オーロラタウン」
- ノルベサ(大型商業施設)
- コンビニ(ファミリーマート、セイコーマートなど)
また、カフェやホテルのロビー、飲食店などで軽食をとりつつ休憩するのも良いでしょう。
3. ベビーカー利用は歩行者天国エリア中心に
歩行者天国となる国道36号線沿いは、段差も少なく、ベビーカー移動も比較的しやすいです。
ただし、20時以降は人混みで動きにくくなるため、無理せず早めに帰路につくのが◎。
4. ホテルは会場近くがベスト!でも早めの予約を
すすきの周辺のホテルは、祭り開催時期に混雑&価格高騰が予想されます。
なるべく早めに、徒歩圏内(大通~中島公園周辺)のホテルを予約しておくと、移動も楽で安心です。
5. 服装と持ち物の準備
夏の札幌とはいえ、夜は肌寒くなることもあるため、羽織れる上着が一枚あると便利です。
また、虫よけスプレー・ウェットティッシュ・小銭・飲み物なども忘れずに持参すると安心です。
まとめ
「すすきの祭り2025」は、2025年8月7日(木)〜9日(土)の3日間にわたり開催予定です。
花魁道中や太鼓、神輿、YOSAKOI、ナイトフィーバーといった迫力ある伝統イベントに加え、出店や音楽イベントなどすすきのならではの“粋な夏祭り”が満喫できます。
交通規制などに注意しつつ、カメラ片手に訪れるのもよし、浴衣でぶらぶら夜風に当たるのもよし。
夏の札幌に訪れる方、地元の方ともに楽しめる三日間です。
ぜひ2025年の夏は、すすきので最高の思い出を作ってくださいね。
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